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伊藤公朗プロフィールabout KORO ITO

「京都でブールスをやっていた時、偶然耳にしたシタールの音に、「これは使えそうな楽器やな」と・・ 世の中の流れからはもともと外れていたし、やりたいことが見つかったから、インドに行くことにした。捨てるものなんか何もなかった・・」

 

 1977年、ガンジス河上流のヒンドゥー教の4大聖地のひとつ、バドリナート寺院に住む聖者に弟子入りを請うために、シタールを携え、当時外国人の長期滞在は許されていなかった聖地に向かう。

 聖者は、名をD.R.パルワティカル( D.R.Parvatikar)と言い、ビーン奏者であり、「ナーダヨーガ」と呼ばれる音楽を修行の方法とするナーダヨギで、ヴィーナ・マハラジ (Veena Maharaji)と呼ばれていたインドでも滅多にいない聖者だった。

 聖者と共にインド国内の聖地を巡礼しながら、インド古典音楽とシタールを学び、5年間の 音楽修行僧生活を送る。 1982年デカン高原の古都ハイデラバードに移り、ナーダヨギの師匠の孫にあたる州立音楽院教授シタール奏者K.Atmaram氏に師事。州立音楽院に席をおきながら、教授の寺院に住み連日深夜におよぶ個人 レッスンを受けた。8年間のインド滞在を終え、1985年帰国。

 現在インド以外、外国人で唯一の故ナーダヨギ・D.R.Parvatikar師の教えを受け継ぐシタール奏者として、伊勢神宮内宮での奉納演奏、ダライラマ14世提唱<世界聖なる音楽祭 広島2001>他 現在多方面でインド音楽の深淵さを伝えている。

さらに詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

 

 

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